☆☆歯科医の起業社長、奮闘ブログ☆☆            「なぜ、私が歯科医を辞めて新しい事業を起こしたのか?」⑤

 

 

 

 

 

「私が歯科医を辞めた理由」

     〜その2〜 

 

 

 

今日は、


医療の現状、歯科の現状を考えて得た答えをお話します。

 

 

問題点を上げれば少なくありませんが、
大きな理由として、

 

 

 1. 医療保険制度に関すること

 2. 教育制度に関する問題

 3. 医療のシステムに関する問題

 

 

などが上げられます。

 

 

 

先ず、医療制度に関して…

 


日本は国民皆保険です。

つまり、国民は国の決めた何らかの医療保険に入らなければなりません。

 

 

これは、

医療保険の加入者が保険料を出し合い,
病気やけがの場合に安心して医療が受けられるようにする
相互扶助の精神に基づき1961年に確立されました。

 

 

加入者であれば誰でもあるレベルの治療を受けることができ、
また、収入に応じた保険料が設定され、それを支払う義務があります。

 

 

しかし、その費用の差額は大きく、問題との声もあります。

 

 

医療を受けても、受けなくても、
最低限支払う年間の金額は、東京23区内の場合、
無料から何と最高約73万円までと大きな差があります。

 

 

もっと注目すべき点は、医療は技術職でありながら、
医療従事者の経験、治療のレベルに対しては配慮がされていません。

 

 

すなわち…

 

 経験1年未満の新卒の医師でも、数十年のベテランでも、評価、報酬は同額です。

 医療レベルが高くても、そうでなくても、同額。

 治療行為に時間を掛けて、ていねいに行っても、そうでなくても、同額。

 予後が良くても、そうでなくても、同額。

 その治療が初めてのビギナーでも、世界的にトップレベルのスペシャリストが行っても、同額です。

 

 

 

このため、
収入を上げるにはトレーニングもそこそこに臨床をスタートし、
医療のレベルより速さが優先されがちです。

 

 

また、同じ治療であれば、
それを行ったことは報酬につながりますが…


その内容に関しては問われず、
いくらていねいで高いレベルの治療であっても、まったく評価されません。

 

 

例えば、良心的な先生が患者さんのためを思い、
真面目にていねいに治療を行えば、
当然、時間も機材、材料もより多く使用することになります。

 

その結果は経済的にはどんどん低下して行き、
自分の首を絞めてしまう結果を招きます。

 

 

つまり、良心的に、真面目に、患者さんのことを思い、
ていねいに、
高度な素晴らしい治療をすればするだけ、
自分の首を絞めて行くといった悪循環負のスパイラルに陥って行くわけです。

 

 

これでは医療としても、技術者としても、
その本質からかけ離れていると言わざるを得ません。

 

 

また、保険制度では定められた治療行為を点数化してその点数に対して診療報酬が支払われます。

効果的であっても、認めれていない治療法や治療材料を使用して行っても、報酬は支払われません。

 

 

つまり、治療法、治療内容も決められたことにしか報酬がないので、
金額の大小に係らず、良い治療法やよい材料があっても、それ対しては支払われません。

 

 

これが、心ある先生の悩みやストレスになっていることが少なくないのです。

 

 

 この材料を使えば、もっと良い結果が得られるのに…

 この方法で治療すれば、もっと患者さんを幸せにしてあげられるのに…

 

 

こういった問題が、良心的な名医、良医にジレンマを与え、苦しめる現状があるのです。

 

 

 

 

 きちんと治療すればするだけ、

 しっかりと治療すればするだけ、

 自分を苦しめる…

 

 

 

 

皆さんも一度、この問題について考えてみて下さい!

 

 

 

 

良心的な先生の本当の気持ちが分かって戴けると思います。

 

 

 

また、別の面で…

現状の保険のシステムでは、

 


一度、歯科医院に掛かって治療して、
もし、気に入らなければ、
他の歯科医院に行くことにより
同じ保険治療を受ける事が可能です。

 

 

このため、例えば総入れ歯の患者さんなどでは、
いわゆるドクターショッピングと称されるように方々の歯科医院を転々と渡り歩いて
入れ歯を数個から数十個持っている患者さんなどが出てくる訳です。

 

 

これは単にシステムの問題だけではなく、
経験や技術を評価していないために医療全体のレベルが上がり難いことにも起因しています。

 

 

もちろん、この保険制度の良い面もありますが、まだまだ改善の余地があります。

 

やはり、

経験、技術、内容に応じた評価はあって欲しいものです。

 

 

 

 

「私が歯科医を辞めた理由」  〜その3〜  に続く…)

 

 

 

 

 

☆☆歯科医の起業社長、奮闘ブログ☆☆            「なぜ、私が歯科医を辞めて新しい事業を起こしたのか?」④

 

 

 

 

「私が歯科医を辞めた理由」

     〜その1〜 

 

 

 

 

今日はこの数回の本題についてお話しして行きたいと思います。

 

 

勤務先の関連病院の部門閉鎖に伴い、
私は進路の選択に立たされました。

 

 

 これから歯科医として、
 社会人として、また、1人の人間として、
 どんな道を歩むべきか?

 

 

関連病院に勤めて10年くらい経過した時に父が腫瘍を患いました。

良性の腫瘍との事でしたが、結果は思わしくなく、
5年に渡り闘病生活を続けました。

 

 

父の闘病生活の際は、検診センターに勤めつつ、
週末の3日間を歯科医院の経営する事になりました。

 

 

父の戦いは残念な結果に終わりに、天に召されました。

 

 

そして、患者さんの区切りや行き先が決まるまで、
父の死後も歯科医院を受け継ぐ形で開業医も10年ほどやっておりました。

 

このような理由もあり、

開業医の一般臨床の現状、問題点も分っておりました。

 

 

 そこで、大学に戻って教職の道を選ぶか、開業して再度、一般臨床を行うか?
 または、その他の道を選択するか?

 

 

約半年に渡って考え続けました。

 

 

また、その際に、

 

 

 私がなぜ、歯科医になったのか?
 これから開業医をすべきなのか? 
 開業医になって何が出来るのか?
 その結果、社会に何が提供できるのか?  など…

 

 

突き詰めると、

 

 

 私の生まれてきた意味、
 私の存在している理由、
 そして、生きている使命

 

 

などについて、とことん考える機会になりました。

そして、諸々のことを考え続けました。

 

 

私は、

 歯科大学、大学院、
 大学付属病院、関連病院、
 検診センター、開業医
 ドイツでの臨床と研究、

 

 

などの経験がありましたので、
それぞれを通して感じた事、医療の疑問点についても
一緒に考えてみました。

 


かなり深く掘り下げて考える時期が続きました。

 

 

通常の歯科医では経験できない程、
多岐に渡って医療、歯科臨床に触れる機会に恵まれたので、
現状の日本の歯科医療の問題点も考えてみました。

 

 

そうしているうちに、
自分でもやもやとした事がしだいに明確になってきました。

 

 

 

 なぜ、真面目にやっている先生ほど経済的に良くないのだろう…?

 なぜ、治療が限定的で、より良い治療が認められないのだろう…?

 なぜ、不安に思ったり、困っている患者さんが少なくないのだろう…?

 なぜ、優秀な学生たちが卒後、学ぶ場に困ったり、職がない現象が起こるのだろう…?

 なぜ、ドクターショッピングなんていう現象なんて起きているのだろう…?

 

 

 

私は過去、約25年に渡って40万人ほどの検診者、患者さんに携わってきたことから、
考えているうちに現在の歯科事情の問題点が浮き彫りになってきました。

 

 

そして得た答えとは…

 

(「私が歯科医を辞めた理由」  〜その2〜  に続く…)

 

 

☆☆歯科医の起業社長、奮闘ブログ☆☆            「なぜ、私が歯科医を辞めて新しい事業を起こしたのか?」③

 

 

「私の歯科医までの生い立ち」

 〜 医局員、大学院編  その2〜

 

 

 

 

 準備をしているとチャンスは必ずある。

 それも突然やって来る!

 

 

私の場合は、

ラッキーにも、先ず、素晴らしい先輩との出会いがありました。

 

 

特にOBの先生からは大変に良くして戴きました。

 

 

やはり同じ体験をして
私と同じ困難、私の現状を乗り越えてきた方たちなので、
共感して戴けたのしょうか。

 

 

 

 失敗を未然に防ぐ方法
 臨床、研究に対する考え方
 時間的な無駄を省く方法、などなど。

 

 

ショートカットの方法はいっぱいあるもんなんですね。

まさに目からウロコの状態でした。

 

 

また、医局内外から良き指導者に恵まれました。

何に付け地道に頑張っていると、
見ている人は見ているもんなんですね。

 

 

 教育者として使命、
 医師としてのあり方、
 臨床のヒント、
 患者さんへの理解と心配りの方法など、

 

 

とても重要で役に立つことばかりでした。

 

 

もし教えて戴くことがなければ習得まで時間も、
労力も大変に必要としたことでしょう。

もしかすると一生気付かなかったこともあるかも知れません。

 

 

このような素晴らしい先輩に恵まれ、
次第に必要な知識も集まり、技術も向上し、自信も生まれて来ました。

 

 

そして、何より大きな出来事は、

他の講座の教授からの勧めでドイツに留学することに…

 

 

他講座の教授から推薦を戴けたことはとても名誉なことです。

本当にありがたい気持で一杯になりました。

 

 

人生って本当に何が起こるか分りませんね。

 

留学の話はいずれの機会にお話し致します。

 

 

医局員、大学院ではなかなかできない経験もさせて戴きましたが、
全て上手くいく訳ではありません。

 

 

そして私に転機が訪れました。

 

 

良いことだけが続く訳もなく、
思いもよらないことが発生しました。

 

 

私の場合、
やっかみや白い巨塔のように人事闘争に巻き込まれました。

 

 

考えたあげく教員の道を続けることを辞め、
大学を去ることなりました。

 

 

良い機会であったので、半年くらい世界の歯科事情を見て回る計画を立てていましたが、
お世話になった他講座の教授からのお話しが舞い込み、
縁合って、関連病院に転勤することになりました。

 

そこでは臨床と共に検診も行い、
人間ドックを含む検診センターと医療機関が融合した形で機能しており、
医療の現状をつぶさに見ることになりました。

 

 

そこでは午前中は検診業務を行い、午後は臨床をするといったスタイルです。

午前中は40〜50人を拝見し、午後は10〜20人の治療にあたるといった具合です。

 

 

ここでは約20年に渡り歯科部長をさせて戴きました。

来院数から換算して約40万人の検診、臨床を経験できました。

 

 

また、企業の中での勤務ですから企業の仕組み、経理、多方面企業とのお付き合い、
他のメディカル・ドクターとの連携、産業医の現状などを知る良い機会になりました。

 

 

しかし、時代と共に変化はあるもので、
ここでも昨今の景気の沈み、歯科医過剰のしわ寄せがやってきました。

 

 

企業の検診の外注の減少による、
人間ドック、検診者の低下、来院者数の低下により、経営状況は厳しくなり、
同様に、歯科部門も年々低下して来ました。

 

 

これに伴い、採算性の低い部門の縮小や閉鎖を実施することになり、
歯科部門も治療行為としての臨床部門を取りやめることになりました。

 

 

この件で、私も居場所がなくなりました。

 その結果は…

 


「私が歯科医を辞めた理由」  〜その1〜  に続く…)

 

 

 

 

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「私の歯科医までの生い立ち」

〜 医局員、大学院編  その1〜

 

 

ともあれ、何とか大学を卒業しました。

 

 

卒業時、私は臨床のエキスパートと共に
科学的な見識を持つ研究者にも憧れていたので
大学院を希望していました。

 

 

私が希望した大学の医局は当然、父と同じ補綴学教室。

しかし、そこは人気も高く、厳しいことで有名でした。

 

 

当時の主任教授は「日大にその人あり」と全国に知られた高名な方で、
臨床技術がスーパーな上に学生時代の成績も抜群。
入学から卒業まで特待生、常に1番の経歴の持ち主。

 

 

そして大学院生の選考基準は学力的な成績で決めるとの意向があり、
私には低くないハードルでした。

 

 

そして、主任教授に入局と大学院の希望を打診すると人は皆、
聞かれます。

 

『あなた、シングル?』

 

 

 

つまりは、「成績は一桁、10番以内だよね。」
と言う意味です。

 

私もそれを知っていましたので、
最終学年である6年生の時は結構、頑張りましたが、
残念ながらシングルにはなれませんでした。

 

 

また、大学院の定員は1名、
ライバルの1人は学年2〜3番のトップの1人。

 

 

 こりゃまた分が悪い!

 

 

努力、根性、気合いとアピールで何とか乗り切ろうと試みましたが、
結果は全く戦いにはならず私は落選しました。

 

 

著名な臨床家への伝も有りましたので、
大学に残るのを辞めて外に出て一気に修練を積むか、
一年待って大学院の再選考を待つかとても考えました。

 

 

決め手になったのは父とお世話になっている先輩のアドヴァイスでした。

 

 

 「エキスパートから学べる環境で少なくても5年以上はトレーニングが必要。」

 「我流に10年やっても、仕事に慣れるだけで、真の成長は望めない!」

 

 

2人が全く同じことを言ったんですね。

それも尊敬している2人ともが…

 

やはりこれにはインパクトが有りました。

 

 

今なら分りますが、

 

 『何を学ぶか?』 よりも

 『誰から学ぶか?』

 

 

実はこちらの方がはるかに重要です。

 

 

例えば、小中学生の時に好きな先生や教え方の上手な先生の教科が好きになったり、
成績が上がったりするのと同じ現象です。

 

 

そんなこんなで当時、最高の環境であった補綴学教室の大学院進学を決意し、
一年後に入学しました。

 

 

 

さて、現実の医局員の生活ですが、
仕事は実際の治療の他に、


朝のお茶汲みから、学生の講義&実習の用意、手伝い、
医局の雑用、研修、カンファレンス、ミーティング、
それに患者さんへの製作物を作る技工操作も加わります。

 

ハッキリ言って、楽ではありません。

あまりに忙しくて、図書館や病院外へ逃避する者さえいました。

 

 

また、在籍して、言われたことをやっているだけでは進歩は限られていますので、
自身のための勉強時間、トレーニング時間も取らなくてはなりません。

 

 

そんなこんなで私は勤務時間が通常7時〜23時半、平均労働時間15、6時間です。

家に帰ったらひたすら寝るだけでした。

 

 

いやぁ〜、今から思えばよく働いたと思いますが、
地道に言われた事をただただ実行するだけでした。

出来が良い分けでも、要領が良いわけでもなく、
その頃も相変わらずの「のろま」でした。

 

 

でも、『私も必ずエキスパートになる!』との志だけは高く、負けず嫌い。

努力だけは人一倍しましたが、相変わらずの出来でした。

 

 

本当につらい日々が続き、何度、挫折しそうになったことか…

数えればきりがありません!

 

 

 『お前、本当ににダメだな〜』

 『本当に使えない!』

 

 

こんなダメだしを先輩医局員からは日に何度も食らい、
寝不足と過労で心が折れそうになり図書館に逃避したことも
実は何度かあります。

 

 

 『とにかく忙しい、時間がない。』

 『自分の時間、インプットの時間が取れない』

 

 

焦りは募るばかりです。

 

 

 あなたにもありませんか?

 

 

新人の時に何をやっても上手く行かず、
ダメだしの嵐。

 

 

成長したいのに、
何をやって良いのか分からず、
将来に不安を感じ、空回りする毎日…

 

 

でも、私にはこれしか無く、やるしか無い。
とにかく前向きに、学ぶ気持ちで毎日をこなしました。



そして、私はとても負けず嫌いだったので、
とにかく出来ることをコツコツやり続けました。

 

 

でも準備をしているとチャンスはあるもんですね。

それも突然やって来ました。

 

 

その詳細は…

 

医局員、大学院編 ② に続く…)

 

 

 

 

 

☆☆歯科医の起業社長、奮闘ブログ☆☆            「なぜ、私が歯科医を辞めて新しい事業を起こしたのか?」①

 

 

 

今日は、

 

なぜ、私が歯科医を辞めて新しい事業を起こしたのか?

 

と良く聞かれるのでその話をさせて戴きます。

 

 

 そうですよね。

 

 

最近は歯科医の数も増えて来たとは言え、
国家資格を取得して、更にPh.D.(博士号)まで取得して、
歯科医として臨床をストップすると言うのは、尋常ではないかも知れません。

 

 

これをお話しするにあたっては…

 

  先ずは「私の歯科医までの生い立ち」をお話ししたいと思います。

 

 

 

 

 

 

「私の歯科医までの生い立ち」

    〜学生編〜

 

 

私は歯科医の家庭に生まれました。

 

 

父は歯科補綴(入れ歯やセラミックなどの歯)の専門医で、
技工士学校学校(入れ歯や被せ物を作る人の専門学校)の講師でもあり、
約40年に渡り教鞭を取っていました。

 

 

当然、その道のエキスパートでありました。

日常では自分のオフィスで患者さんの診療にあたり、
通常は1日5人位しか患者さんを診察するスタイル。

 

 

診療から一般的に技工士さんが行う仕事である技工作業まで、
スペシャリストとして仕事の精度をあげるべく
事務を除くすべての仕事を自ら行っていました。

 

 

当時の歯科医は1日30〜50人の患者さんをこなしていましたから、
それと比較してかなり濃密な仕事をやっていました。

 

 

私はそんな、父の背中を見て育ってきました。

そんな環境で育ってきましたから、父に対する憧れも強く、
ものを作ることにとても興味を持っていましたから、幼いころから自分は器用だと思っていました。

 

 

そんな私も当時、約10倍の難関を突破して無事に日本大学歯学部に入学。

しかし、大学に入ると現実が待っていました。

 

 

私よりもっと出来が良く、
また、もっと器用で上手な同級生が多数存在。

 

 

学力のみならず、技術面でも自分はいつも真ん中から下。
時には下から数えた方が早い時もあったほどでした。

 

 

今までの自信はいとも簡単に砕かれ、
現実はとてものろまで、できが悪く、みじめな思いの連続でした。

 

 

特に歯科医に直結する実習の際は、

「あなたが友松先生のご子息ですね」といろいろな先生から声を掛けられ、
成績や製作物を見られてとても恥ずかしく、また、プレッシャーであったことを今でも忘れられません。

 

 

 いやでしたね〜

 

エキスパートの父の存在と自分ができない事の恥ずかしさ、
そして技術的なレベルの現実を認める事は…

 

 

そんな私も何とか大学を卒業し、父と同じ医局に在籍しました。

ここから地獄と天国の人生が始まりました…

 

 

 

(次回、医局員、大学院編 ① に続く)

 

 

 

日本メディメンタル研究所主催の「従業員の生産性を向上させる睡眠の法則」セミナーに参加してきました!

 

 

 

本日は日本メディメンタル研究所主催の「従業員の生産性を向上させる睡眠の法則」セミナーに参加してきました。

 

講師は睡眠学の大家、ユークロニア株式会社 代表の菅原洋平さんです。

 

睡眠に関する理論と実践、事例を加えて、睡眠に対する誤解、効果的な睡眠法とそのポイント、

また、現場の生産性を向上させるためのアイデアなどを分り易く説明されていました。

 

お話しになっているほとんどは分っていたことなのですが、

受講者は真剣さの中に笑い有り、ため息有り。

やはり菅原さん、ツボを抑えています!

 

今日も新たな気付きがあり、新たなアプローチができそうです。

 

 

 

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もっと見る

 — 菅原 洋平さんと一緒です。

大谷塾 第3回 < 儲かる会社に変える「貧乏人の発想」と「金持ちの行動」> に参加してきました!

 

 

 

大谷塾  第3回

< 儲かる会社に変える「貧乏人の発想」と「金持ちの行動」>

 

 

時より秋風が吹くようになってきましたが、一月ぶりに大谷塾に参加して参りました。

大谷先生、グリーンのシャツに身を包みますますパワフルです。

 

 

本日は経営者としての心構えと行動、会社の仕組み作りについての講義です。

実践を通して学び、培った経営哲学を情熱、運、縁とつなぎ合わせて、経営者として陥り易い問題への対処法を明快に伝授されていました。

 

本日のテーマの一つである「儲けること」について、

「儲ける」という字は「信」+「者」で構成されている。

「信者」とは、すなわち信用される人になること! とのっけから快調な滑り出しです。

 

また、「儲けるためには数値目標が大切であるが、
その数値を達成することだけが大切なのではなく、
その数字を達成するための仕組みを考えることがもっとも大切」

 

「いくら頑張っても結果が出なければ経営者として失格」
「必要ならいくら投資しても良い。問題はそれを上回るリターンがあること!」

 

といきなり神髄に切り込み、本日も『大谷節』炸裂です。

 


また、経営コンサルタントの使い方のなどにも詳細に触れ、
いかに会社を成長させ、利益を出させるのかと言ったことにも具体的に話されていました。

因みにタカラ長運時代には経営コンサルタントに9600万を使い、8億の利益に変えたそうです。

 

「投資をリターンに変えること」を既に実践で証明済みでした。

いや〜、大谷先生、タダ者ではありません。本当にスゴイです。

 

 

また、「利益を上げる原則」、「売り上げを増やす」  については、教科書的な経営の盲点から
実践的なポイント、陥り易い問題点などに触れ、目からウロコの連続でした。

 

やはり知らないとソンをしますね。

私はこの講義を聴けて本当に幸せでした。

 

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そして今回、翌日は場所を千葉の成田に移し、大谷杯のゴルフコンペでした。

 

大谷先生…、失礼ながら70歳を超えた方とは思えないプレー振り!

 

そして、前回の講義のブレイクにお話しされた大谷流『究極のパッティング術の4つのポイント』

の実技編を披露され、科学的な分析と精神力を含む自身のコントロール法を教えて戴きました。

 

参加者の皆さんは目を皿のように…

講義以上に真剣?でした。

 

「ゴルフも経営も神髄は同じ…」と大谷先生の一言に、
なぜ、パターの話を経営の講義でしたのかがやっと分かり、真の経営者の姿の一面を見た気が致しました。

 

因みに、私は午前のラウンドに大谷先生の指導を直接受け、
午後のラウンドではパッティング数を4打縮めることができました。

 

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さて、今回の講演もとてもすばらしーい内容でしたので、講演内容の一部をシェアしたいと思います。

 

 

<大谷塾第3回抜粋>

 

今日のテーマ:経営者としての心構えと行動、会社の仕組み作り

 


<儲けること>

⦁ 目標は大切
  その数字を達成するための仕組みを考えることが大切

⦁ いくら頑張っても結果が出なければ失格
  いくら投資しても良い→問題はそれを上回るリターンがあること

⦁ コンサルの使い方 
  →考える力、考えるヒントを得ることが必須


<利益を上げる原則>

⦁ 売り上げを上げる
⦁ 原価、経費を下げる→ここに知恵を絞る
⦁ 現場にコスト、黄金が落ちている


<売り上げを増やす>

⦁ 品目を増やす
⦁ 新しい店舗を増やす
⦁ それでも足りなかったら新しい事業を考える
⦁ 成長並列の原則


<現場に黄金が落ちている>

⦁ 3割打者は考えている
  ・コースを読む→考える
⦁ 年間の経営計画を作る
⦁ 年間予算を知る →伝える
⦁ 目標予算を2つ作る
  ・チャレンジ予算
  ・必達予算
⦁ もし予算が狂った時に次にどんな手を打つのか?
  →1の矢、2の矢、3の矢
⦁ 経理は1人でやらせない→最低3人


<仕事、儲け方の極意>

⦁ 余ったスペース、時間、人をどう使っているか?
⦁ 暇なとき、スペース、谷を作らない
⦁ 人の流動化 ⇒アルバイトを雇わず、余っている人がやる。時差出勤
⦁ 残業3原則 ⇒給与が安いから残業をする、したくなる
⦁ 5人でやるところを4人でやるには?
⦁ ホウレンソウを徹底 →会社の優劣はコミュニケーションで判定できる
⦁ 資料が社長の手元に来た時に見るべきポイント


<社長にとって必要な事>

⦁ 真剣(日本刀)を抜いて戦うから価値がある
⦁ 真剣に、常に会社のことを考えている
⦁ 先ず、会社を良くすること →そのためにできること
⦁ 体験が大切
⦁ 学問より経験すること
⦁ 努力することが運を高める
⦁ 努力することが才能である
⦁ 覚悟が社長力を決める
⦁ 考えなんぼではなく、行動してなんぼ ⇒社長は行動がすべて!
⦁ 胆識のある人間になる
⦁ 自分が自分に命令できる人になる
⦁ 人間関係を収めることがポイント
⦁ 人生は一瞬にして変わる。⇒決して見逃さない


<思いを持つ>

⦁ どうしたいか?
⦁ どうなりたいか? ⇒具体的な目標を持つ
⦁ 自信ができると輝きがでる
⦁ 自信がさらに湧く
⦁ 人が、金が、チャンスが寄る

 

今回もとても素晴らしい講義でした!

 

 

第2回 Open Seminar 、「グローバル人材を活用し、『海外赴任うつ』から守るために人事担当者が知っておくべき7つのポイント」を開催しました。

 

 

第2回 Open Seminar 、

「グローバル人材を活用し、
『海外赴任うつ』から守るために人事担当者が知っておくべき7つのポイント」

 

 

9月9日、荒川サニーホールにて、弊社セミナーの第2弾を開催致しました。

 

 

ストレスチェック義務化法案成立に対して、海外赴任のメンタルヘルス対策について、
デンタルとメンタルの関係を絡めてセミナーを致しました。

 

前回も感じましたが、2時間の限られた時間にお伝えすべきことを的確に、かつ、分り易くお話しすることは
やはり簡単ではありません。

 

しかるに前回のアンケート内容を参考にフィードバックをし、コンテンツも新たに組み直したので、
重要なポイントにおけるストレート感、分り易さ、伝わり易さは、上々の手応えがありました。

 

やはりセミナーは、伝えたい気持ち、使命感、提供感、レスポンスなどをリアルにアウト/インプットできますから最高です。

 

 

今回、皆様のリアルな反応を肌で感じ、より一層、情熱と気合いとがあふれてきました。


久々のセミナーズ・ハイです!

 

 

また、アンケート結果から、以下のように感謝のお言葉を戴き、大変うれしく思っています。

私どもこそ、今回ご参加の皆様に感謝、感謝です。

 

 

  ● 知識を知る事とアフターフォロー、人事担当者の役割が参考にたいへん参考になりました。

  ● 海外医療費と医療レベルが参考になりました。

  ● 赴任前にしっかりと不安のある場合は治療をして赴任するようにアドバイスしていきます。

  ● 面接の重要性が理解できました。

  ● 人事主導のメンタル対策の必要性を改めて感じました。

  ● 医療費、医療レベルの日本と海外の差に驚きました。

  ● 食事の摂り方、考え方はとても参考になりました。

  ● メンタルヘルスのフォロー体制の必要性を大変感じました。

 

 

 

今回ご参加の皆様、お時間を割いてご参加戴きまして本当にありがとうございました!

 

 

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大谷塾 第2回 < 情熱に勝る能力無し>  に参加してきました!

 

 

 

 

 

 

大谷塾 第2回 < 情熱に勝る能力無し>

 

 

一月ぶりに大谷塾に参加して参りました。

大谷先生、暑さに負けず相変わらずパワフルです。

 

本日は経営者としての基本的な考え方マインドの持ち方についての講義です。

一般の経営書に出ている事だけでなく、実践を通して学び、培ったホンモノの経営哲学です。

 

やはり、超一流の経営者。

「全ては心が決める」とでも言うのでしょうか、 マインドセットが違います。

 

巷で言われている自己啓発とはひと味もふた味も違い、非常に科学的でしっかりとした理論と裏付けが有ります。

私も数多くの講演、セミナー、勉強会を受けてきましたが、説得力が桁違いの真の成功哲学です。

 

また、大谷先生は、ゴルフがご趣味だそうで、ブレイクの時には

大谷流、あなたのラウンドパット数を半分に減らす『究極のパッティング術の4つのポイント』を披露され、

ゴルフ好きの受講者からため息の連続でした。

 

ゴルフも理論とを戦略を見事に融合され、理論的かつ実践的!

 

さらにゴルフと経営とのスタンスや戦略をみごとにつなげ、

基本と戦略はどちらも同じ。それをどう楽しんで欲しい結果を手にするのか…

参加者の心をつかみつつ核心に結びつけるところは流石の一言でした。

 

超一流の経営者でありながら人生の師のような先生の講義を受けられて私はたいへん幸せでした。

 

今回もとてもすばらしーい内容でしたので、講演内容の一部をシェアしたいと思います。

 

 

<大谷塾第2回抜粋>

 

今日のテーマ:結果優先 -経営は結果がすべてである

  • どうしたら結果を出せるのか?

 

<成功の法則を知る>  自分はどうなりたいのか?どうしたいのか?をあなたは明確に知っていますか?

 1. 夢を明確にする

 2. 目標にする(期限と数値化

 3. 強い思いを持つと知恵が出てくる →行動したくなる

 4. 目標達成のための課題を見つける、決める

  ・誰が
  ・いつまでに
  ・どのように

 5. 邪魔者、誘惑、悪魔、壁にぶつかった時

  ・ここでどうするかが最大のポイント!
  →これをどう乗り越えるか?

 6. 成功の法則

  →「あきらめない、できるまでやる」
   ・最大の戦力は精神力である

 

<一流と二流の違い>

 1. その差は鼻の差
  ・勝負所で負けない、実力を発揮する

 2. 一流は強い自信を持っている

 3. 強い思いを持っているか?

 4. 明るい性格を持つ

 5. カベ、困難に挑戦するファイトを持つ

 6. 努力を続ける →『努力する事が才能』

 7. あふれる情熱を持つ
  →1. リーダーは頭が良いことが重要ではない。情熱に勝るものは無い
  →2. 会社を良くしたいという情熱だけは絶対に負けては行けない。

 8. 未来志向

 9. 問題解決型

 10. 良い習慣を持つ

 11. 人を頼らない

 12. 仕事のコツを知る

 

 

<その他>

 ・情熱に勝る能力無し

 ・「強い思い」と「戦力的思考」

 ・「戦力的思考」
  → 1. 大きな目で見る、視野を広げる
  → 2.業界を知る(ライバルを読む)
  → 3.日本経済を知る
  → 4. 世界経済を知る

  ⇒先を読む力、利益を生み出す力こそ社長の値打ち

 ・将来の会社像から現在を振り返る「未来志向の経営」

 ・経営者は合理主義(業務改革)と人間主義

 ・人材育成と人事改革 ・バランス人間こそリーダーの器

 ・「公」のために頑張り「私の利益」を次に考える

 ・リーダーの大切な仕事 ・社長は理想を勉強する(理論が必要

  *公を知り、自分を知る、そして理想を見つけ、掲げ、現場でギャップを知る

 

 

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朝日新聞 府中西部主催でセミナーを開催して戴きました!

 

 

  朝日新聞 府中西部主催でセミナーを開催して戴きました!

 

  梅雨も終盤になってきましたが、暑い日が続きますね。

私は、朝日新聞 府中西部主催にてセミナーをさせて戴きました。

 

 

テーマは「歯の善し悪しが人生を決める」

 

お話を戴いた時はこのテーマで受講者が集まるだろうか…と思っていましたが、
この熱さ、湿度の中、多くの方に来場して戴きました。

感謝。感謝。と思うとともに歯と健康に関する意識が高い! 本当に皆さんの意識が高いです。

 

Q&Aの時間も取っていたのですが、 セミナースタート直後から、

「これを教えて下さい!」
インプラントは本当に良いですか?」
入れ歯でこんな風に困っているんです!」 などなど…   専門的な質問も多数出ました。

 

 

MRIについてとか、アタッチメント義歯、すれ違い咬合など…

私は補綴の専門医ですので、入れ歯、精密義歯、噛み合わせ、セラミック歯、大型ブリッジ、インプラントなどが
専門とするパートです。

 

私の専門外の質問もありましたが、受講者さんの納得の得られるお答えができたようで何よりでした。

やはり、専門外の知識も強化する必要がありますね。

いらっしゃった受講者さんは私に聞きに来たのですから…

 

セミナー内容としては  …

 

1. こんな経験はありませんか?

・夜眠れない。眠りが浅い。
・頭痛、肩こり。 ・疲れが取れない。
・胃腸の調子がおかしい。
・気が乗らない、集中できない。

2. 実は歯を含む口腔は消化器官!

・歯は自律神経との関係
・消化・吸収の効果
・メンタル面に関して ・睡眠、姿勢などにの影響

3. 歯に関して大切なこと

4. 歯と全身とのかかわり合い

5. 歯と胃腸の関係について

6. 口腔と消化、吸収

7. 正しく食べるとダイエット効果が!

8. 効率的な食べ方とは?

9. ムシ歯、歯周病、そして全身への効果

10. メンタルへの影響について

11. 集中力、記憶力がUPする?

12. ガムの効果

13. 歯を健康にして対人関係をスムーズにするには?

14. 食事に対する考え方

・排泄、消化、吸収の時間帯とは?
・ビタミン、ミネラルの役割
・肉中心、野菜中心の食事をすると…
・コレステロールと成人病
・水分とエネルギー

15. あなたの身を守る5つの習慣

16. あなたは、なぜ歯を磨くのですか?

17. 効果的なブラッシング秘訣

18. 芸能人の歯は本当に白い??

19. 良い歯科医の見つけ方を知っていますか?
    →実は簡単な方法があります!
20. 賢い歯科医の掛かり方とは?

 

セミナーはやはり良いですね。

私にとってもとても有意義な一日でした。

 

 

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