No.0  Happy Dental Life で行きたいですね!

 

 

 

「歯」から始まる「健康」と「幸せ」の秘訣を伝授!

40万人を診察してきた歯学博士の “Happy Dental Blog”

 

 

 


Happy Dental Life マイスター、

健康と幸せを伝授する
デンタルコーチ・コンサルタントの友松政由紀です。


これまでFacebookやブログでマインドセットについてお話ししてまいりました。
全力で私の思いをお伝えしてきたのですが…


「せんせーい!」
「ともまつさーん!」

「何で歯の話をしないんですかぁ〜!?」


などのご意見を多くいただきました。


な、なるほど… 
確かにそうですね〜 


私は生きる上で、
マインドセット、心構え、考え方などは
とても重要だと考えているので、
それに重きを置いていて、今まで多くを学んできました。


しかしながら、
よくよく考えてみると…
これらは私以外でもお話しできる方が多くいらっしゃいます。


多くの方ができることよりも
私でなくてはできないことを提供することが
皆さまのお役に立てるのでは…?
そう考えるに至り、


これからは、歯やお口の話、
特に消化器としての役割、全身との関係、
メンタル、睡眠との関係など
なるべく簡単にお話ししていきたいと思っています。


私は研究、臨床のために
ドイツ、ベルリンの大学病院に赴任していましたで、
マイスターの国ドイツにちなんで、


健康と幸せを伝授するエキスパート = マイスターとして
価値ある情報をお伝えして行きます!



そして、その目的はズバリ、

「Happy Dental Life!」



えっ、Happy Dental Life ってなに!?


それは、

歯にまつわる問題から解放されて、
生涯、安心して心身ともに健康で、
幸せで、楽しい生活ができること。


具体的には、

・歯の調子が良くない、歯が痛い、
・うまく食べれない
・歯のコンプレックス… などから

・消化が良くない
・頭痛、肩こり
・いびき、口臭…  なども含め、


歯の問題を解決するための

歯に関するトピック、
おもしろネタ、
健康を守るヒントなどの
役立つ情報をお伝えしていきます。


「リスでもわかる!世界1かんたんな歯の話」

として、お伝えしようと思っていますので、

どうぞご期待ください!!



※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
歯にまつわり問題から解放されて、
生涯、安心して心身ともに健康で、
幸せで、楽しい生活ができる…

「Happy Dental Life!」で

今日も素晴らしい素晴らしい日を!!
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


Happy Dental Life マイスター、

健康と幸せを伝授する
デンタルコーチ・コンサルタント  友松政由紀

 

 

 

 

 

【 お風呂の効能 】

 

 


〜素晴らしい1日のためのヒント〜

 


おはようございます。
 
今日はあいにくの雨になってしまいましたね。
 
 
さて、今日は何の日だか知ってました?
 
 
226事件が有名かも知れませんが…

実は「お風呂の日」なんですね〜
 
 
実は私もお風呂大好き!

朝となく、夜となく、休日はお昼も入ったりします。

そして湯船に浸かりながら本を読みます。
 
 
特に好きなのは、
朝のお風呂でビジネス書を読むことですね。

アタマが超スッキリして脳にガンガン入ってきます。


ところで… あなたのお風呂は、


熱め?温め?
何度くらいでしょうか?
 
 
実は温度によって身体に与える効果が変わります!


<ここで今日のヒント>

 

目的別!

温度を変えて効果を引き出す、お風呂の入り方!
 
 
42~43℃  交感神経の緊張を促し、
(高温浴)  心身を目覚めさせる!
         →朝の目覚め、モチベーションUPの時に

39~42℃   血液の循環が良くなる!
(温 浴)    →むくみ・冷えの改善に

37~39℃   副交感神経を刺激、
(微温浴)   筋肉が弛緩して気分を鎮静!
         →リラックス、疲れを取る、睡眠を誘う
   
 
さて、今日一日の終わりに、
いつもと違ったお風呂に入ってみては
いかがでしょうか?

きっといつもと違った気分になると思いますよ。
 
 
それでは、
今日もあなたに素晴らしい1日になりますように!

 

room02a_l

若手歯科医に贈るブログ! No.5  簡単な咬合調整法は? −臨床のワンポイントアドバイス−

 

 

 

 

 

 

 No.5  簡単な咬合調整法は?

 

 

 

 

 



おはようございます。

デンタルコーチ・コンサルタントの友松です。

 

 

 

最近、若い先生から多く聞かれること…

 

 

 

「咬合調整のポイントを教えて下さい!」

 

 

 

皆さん以外と自信を持って行っていなかったりするんですね。

 

 

 

そもそも、相当ヒマな歯科医院でない限り、

 

「できればセットには時間をあまりかけたくない。」

「しかし正確に行いたい。」

 

と言うのが本音でしょう。

 

 


それでは咬合調整のポイントを押さえましょうか。

ここでも重要なことはゴールを知っていることです。

 

 

 

どこまで調整をすれば、
学術的に問題なく、
また、患者さんに快適に使ってもらえるか?

 

 

 

 

これがゴールになります。

 

 

 

 

ここではクラウンブッリジの調整の基本として、
中心咬合時のディスクルージョン(臼歯離開咬合)での
クラウンの臼歯部の単冠を例に上げてお話しします。

 

 

 

 


先ず、押さえるべきことは2点。

 

 

1. 高さは適正か?

2. 咬合干渉はないか?

 

 

 

簡単に言うと、先ず、高さを調整してから、
次に偏心運動時を調和させましょう! と言うことです。

 

当然ですが、
クラウンの適合が不良なことにより、高径が上がったり、
顎関節に過度な緩みが生じていたり、
重度の歯周病のケースは除いて話して行きます。

 

 

 

 

 

 1. 高さは適正か?

 

人間の厚みに対する感知能力は1~30ミクロン程度まで諸説あります。

もちろん、理論的にはセット物の高さは±0が理想ですが、
咬合接触があり、また高すぎない範囲に調整します。

歯根膜の緩衝範囲内にすることも考えて
実際の咬合調整として0~+20ミクロン程度となります。

 

 

 

 

 2. 咬合干渉はないか?

 

高さの次に見なくては行けないのは偏心運動時の干渉ですね。

ディスクルージョンの場合にはこの干渉は全て取り除いて行きます。

 

 

 

 

<基本的な術式> 

下顎第1大臼歯を例にして

簡単な術式を示しておきます。

 

 

1. 口腔内に試適し、コンタクトの調整をします。(なるべく左右均等に)

2. クラウンの内面を調整し、適合を確認しておきます。

3. 試適時に高いことを確認します。
 (咬合調整量の目安:前歯部での離開量を確認し、その約半分がクラウンの調整量)

4. 赤の咬合紙(厚さ20μ位が望ましい)をコツコツとタッピングさせ、
    咬合面の形態が崩れないように調整をして行きます。

5. 高さの調整が0~+20μとなったら、
 その時点で咬合紙で印記されている点が必要な咬合接触点になります。
 (この咬合接触点はBコンタクトを含み最低3点以上確保することが望ましい。)

7. 次に、赤の咬合紙を咬ませながら偏心運動(ここでは限界運動)を行います。

8. その後、青の咬合紙で再度タッピングを行わせ、咬合接触点を印記させます。

9. この時に赤と青が重なっているところが残すべき咬合接触点で、
 赤のみの印記部分が干渉部分ですので、
 この赤のみの部分を取って行きます。

10. 5~9を繰り返し行い、赤と青の咬合紙の印記が一致するまで行います。

 

 

慣れてくると、速く、正確になってきます。

調整時間は通常3分、最大5分を目標にするといいでしょう。

 

 

 

 

 どうでしょうか?

 

 

簡単、効果的な咬合調整は理解できましたか?

 

 

 

明日の臨床に役立ってもらえれば幸いです。

 

 

 

 

☆☆歯科医の起業社長、奮闘ブログ☆☆            「なぜ、私が歯科医を辞めて新しい事業を起こしたのか?」⑦

 

 

 

 

 

 

私が歯科医を辞めた理由」

    〜最終章〜

 

 

 question-mark-96288_640

 

今日は

 

「3. 医療のシステムに関する問題」

 

医療の現状についてお話しします。

 

 

 

今までに、保険制度、教育制度の問題点をお話ししましたが、
では、医療の現状はどうでしょう?

 

 

日本の医療ではその大半が健康保険で行われています。

その報酬や方法などは厚生労働相の諮問機関であるところの
中央社会保険医療協議会で決められます。

 

 

そして、
残念なことですが、それはお役所仕事。

これに関しては実際の現場の声はなかなか反映されません。

つまり、金額、治療内容など、ほぼすべてを国が決めている。

そのシステム、運営は、ほぼすべてが国の主導、決定によります。

 

 

三権分立ではなく、
警察と裁判所が一緒になった状態に近い、
自由経済の日本においても、制度としては社会主義的な考え方です。

 

 

この健康保険の本来の発想である相互扶助は良いと思いますが、
実際のシステムが社会主義的な色合いが強いですから、
やはりひずみが生じ易い。

この影響が若い先生たちにはダイレクトに跳ね返ってきます。

なぜなら、最も立場が弱いからです。

 

 

この健康保険に関して詳しくは専門家にお譲りするとして、
ここでは現実的な問題点を取り上げてみたいと思います。

(一部、以前お話しした部分と重なりるところがあります。)

 

 

①構造上の問題

・述べたように政府主導でありますから、当然、現場の声が上がり難い。

・医師会、歯科医師会などの団体も改善に頑張っている面もありますが、
 効果的とは言い難い。

・あまり効果的とは言えない治療方法、妥当とは言えない報酬額が決まっても、
 実際行う医師側からの意見が認められ難い。

 

 

②診療報酬の金額、支払い方法は適切か?

・支払われる医療費が極めて低い(海外との格差が大きく、先進諸外国に比べ、1/3〜1/10の金額)

・より高度な治療を望めば、保険適応外となり健康保険は支払われません。

 つまり、国の決めたやり方で満足できない人は自腹でやって下さい!
 それについては、国はサポートしません…ということです。

 

 

③評価の面

・経験、技量、予後、専門性が評価されない。

 

 すなわち…

 ・  経験ゼロの医師でも、経験豊富な医師でも評価は同じ
 ・  技術的に高くても低くても、その道のエキスパートでも評価は同じ
 ・  治療が上手く行っても、行かなくても評価は同じ
 ・  その治療の専門医でも、専門外でも評価は同じ

 

 つまりは、

 内容ではなく、
 決められた治療を行ったかどうか?

 

これだけが唯一の評価基準となります。

 

 

 医療を受けるあなたにとって…
 これは問題だと思いませんか?

 

 

④人材育成の面

・教育方針が実践的ではない。

・現実の大学教育と臨床のスタートとの間にギャップが存在し、
 それを埋めるトレーニングの場、効果的な方法が少ない。

・優秀な人材でも困っている若い先生が多い。

・人材が育ち難い。

 

 

⑤その他

・大学の学費、トレーニングのための研修費、開業費用などの投資に対して、
 リターンである収入のバランスが崩れてます。

 自らしなくて良い苦労を買って出る人はいませんから、
 優秀な人材が集まらない!
 その結果、医療レベルの低下がもたらされることになります。

 

 

つまりは、


保険制度と実際の医療現場の状況、治療方法とのバランス、
また、報酬の評価方法と現状とのバランスが保たれてないこと。

教育制度で達成させる技術レベルと
実際の医療現場で必要とされる技術レベルとのギャップが大きいこと。

 

これらが、問題の本質です。

 

 

 

そして、

最後に、そのツケを負うのは誰か…?

 

 

それは、
歯科医、医療界でもありますが、

残念ながら、
その医療を受ける国民です。

 

 

医療を受ける1人として、

あなたはこの問題を放置しておいて良いのでしょうか?

 

 

もちろん、
日本の医療制度を変えることは簡単ではありません。

 

 

しかし、あなたを初め、

一人一人が意識を持つことから変革は始まります。

一人一人が行うことから少しずつ変わって行きます。

 

 

 

私の場合は…

 

 

この件に関して、
私は、患者さんの治療を通して考えてみました。

 

このまま、毎日、同じ歯科臨床を続けていても
私は毎月出逢う患者さん400人くらいの幸せにしか貢献できません。

 


しかし、

現在、困っている若い先生たちの教育に携わり、

10人成長させることができれば、結果的に毎月、4,000人の幸せに貢献できる。

100人成長させることができれば、毎月、40,000人に貢献できる…

 

 

こう考えて見ると、

私の人生、そして、使命が違って見えてきました。

 

 

幸い私は、
大学、大学病院、関連病院、検診センター、開業医、海外での大学と大学病院など、
通常の医師、歯科医師では経験できない実務経験があります。

 

 

この豊富な経験を活かして、今後の若手の先生の教育にあたれば、
彼らの成長は加速される…

 

 

そこで若い先生たちに

最小の時間、費用、労力で自信を持って臨床に望めるようにサポートができれば、

優秀な人材を育成する事ができます。

 

 

その結果、

今後の医療界に一石を投じることにもつながるのではと思っています。

 

 

また、

良い人材、より良い医師を育成し、医療水準を向上することにより
国民の健康レベルを上げること、国民の幸せに貢献できたら、
医療人としてその使命を全うできたと言えます。

 

 

このため、

私ができる第1歩として、

後輩の育成に尽力することを自分の使命と決め、臨床を中断することにしました。

 

 

具体的には個別のトレーニング、コンサルなどを行っていますが、

「最小の時間、費用、労力で自信を持って臨床に望めるように育成する」ために、

現在は臨床を具体的に検討、習得できる実践勉強会を構築しています。

 

 

「さあ、これから健康を通して日本を元気にして行こう!」

 

 

これが現在の私の思いです。

 

 

あなたに賛同して戴けたら幸いです。

 

 

 

虹001 2

 

 

 

 

 

 

 

☆☆歯科医の起業社長、奮闘ブログ☆☆            「なぜ、私が歯科医を辞めて新しい事業を起こしたのか?」⑥

 

 

 

 

「私が歯科医を辞めた理由」

     〜その3〜 

 power-384085_640

 

 

今日は、

 

「2. 教育制度に関する問題」


歯科教育の現状に関してお話しします。

 

 

以前、お話した通り、医療は技術職の一面を持ちます。

しかし、大学教育では技術を修練するための実習が年々減少しています。

特に、患者さんを通して学べる臨床実習が減少していることは、深刻な問題です。

 

 

つまり、大学在学中は見ているだけの経験で、
国家試験をパスした瞬間から先生として実践に望む訳です。

 

 

 えっ、ええー?

 ホントー??

 

 

なんて声も聞こえてきそうですが、
残念ながら事実です。

 

 

これでは新卒の歯科医師は自身を持って治療に望めるはずもなく、
不安でたまりません。

また、何より患者さんだって不安になります。

 

 

当然ですが、卒業後直ぐには実践に対応できる技術レベルではありません。

どんな職業でも同じかも知れませんが、
最低でも3〜5年間のトレーニング、修練が必要です。

 

 

現在の歯科医療制度では、
卒後1年間の研修医というトレーニング期間もあります。

 


しかし、トレーニング場所、指導する医師の数やその技量の問題もあり、
十分な臨床経験が積めるとは限りません。

 

 

実際には見学や介補についているだけの場合もあり、
トレーニングとしての治療経験としては十分とは言えず、
残念なケースもあります。

 

 

これでは自信を持って臨床に望むことは困難です。

 

 

現状では大学の医局に残って修行を積むか、
優秀な臨床家である開業医に勤められれば良いのですが…

 

 

大学では先ほど述べたように十分な経験と技術レベルの医師、
スタッフが不足気味です。

 

 

そこで、個人的に経験十分な先生に指導を仰げれば良いのですが、
そのチャンスに恵まれない場合は自力で技術の向上をしなくてはなりません。

このため、大学病院に3〜5年勤めていても、あまり技術的な向上が望めないことも少なからずあります。

 

 

また、良い伝があれば優秀な開業医にお世話になるチャンスもあります。

 

 

しかし、チャンスは極めて低い。

 

 

なぜなら、
実際の開業医でも現状ではビジネスとして臨床を行っているところが大多数ですから、
雇って即、戦力になる医師を求めています。

 

 

仮に新人を無給で雇ったとしても、
開業医の中で新人教育をしようとすれば、
そのために時間と労力を取られ、減収に直結してしまいます。

 

 

つまりは、戦力にならない新人を雇うメリットが全くありません。

 

 

このため、戦力にならない新人は余っており、
戦力になるパートタイムの医師は不足するという現象が起こってくる訳です。

 

 

加えて毎年、約2,000人の歯科医が誕生して来るので、
この現象に増々拍車をかける事になって行きます。

 

 

このような現状のために、
仮に就職できたとしても給与が極端に低くなる傾向にあり、

 

 

「初任給が何と10万!」

 

 

なんて、ビックリするような事も起きて来る訳です。

 

 

通常、数千万の学費をかけ、6〜7年の厳しい教育を受けた結果が、
コンビニのアルバイトより低い給与では、
さすがにあんまりだと思います。

 

 

これでは現在もさることながら、

今後は優秀な人材が集まってくると考え難い。

 

 

私個人としてはとても心配です。

 

 

私と同じ思いを持たれているのかも知れませんが、
医療界のため、後輩のため、

減収を承知の上で新人を雇い、身銭を切って教育を行う
崇高な先生もおられますが、その数も限られています。

 

 

現状では、
医療費が削減傾向にあり、

特に歯科はその傾向が強いので、
気持ちがあってもできない方も少なからずいる事でしょう。

 

 

しかし、医院経営が上手く行って初めて、
院長自身、また、スタッフの生活が守られるのですから、

背に腹は代えられないと言った事も致しかたありません。

 

 

では…

 

 

どこで、勉強するの?

どこで、トレーニングするの?? 

 

 

実は、大学や開業医の他に、
有料の講習会、研修会、トレーニングコースなどもあります。

 

 

しかし、とても高価なところが多く、
半日〜1日で3〜5万、中には10万円以上のところもあります。

 

 

何度も申した通り、歯科治療は技術職(知識+技術)なので、
1、2回の講習会では、レベルは向上しません。

 

 

この方法で本気で技術の向上を望むのであれば、
週に何度も通う必要がでて来る事でしょう。

 

 

しかし、現実的に実行するには莫大な費用が必要になってきます。

 

 

収入の何倍も払ってトレーニングできる新人はそうはいないと思います。

 

 

従って、

 

適切に学ぶ機会が少ない →実力が上がらない →就職先が少ない、もしくは無い

自己への投資ができない →更に、実力が上がらない

 

 

これもまた、負のスパイラルとなっていると言えます。

 

これが現状です。

 

 

つまり、

優秀な人材であっても、
良き指導者のもとで適切なトレーニングの機会が与えられなければ、
成長は困難であるという事です。

 

 

 

birthday-k14 2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 (次回、「3. 医療のシステムに関する問題」に続く…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆☆歯科医の起業社長、奮闘ブログ☆☆            「なぜ、私が歯科医を辞めて新しい事業を起こしたのか?」⑤

 

 

 

 

 

「私が歯科医を辞めた理由」

     〜その2〜 

 

 

 

今日は、


医療の現状、歯科の現状を考えて得た答えをお話します。

 

 

問題点を上げれば少なくありませんが、
大きな理由として、

 

 

 1. 医療保険制度に関すること

 2. 教育制度に関する問題

 3. 医療のシステムに関する問題

 

 

などが上げられます。

 

 

 

先ず、医療制度に関して…

 


日本は国民皆保険です。

つまり、国民は国の決めた何らかの医療保険に入らなければなりません。

 

 

これは、

医療保険の加入者が保険料を出し合い,
病気やけがの場合に安心して医療が受けられるようにする
相互扶助の精神に基づき1961年に確立されました。

 

 

加入者であれば誰でもあるレベルの治療を受けることができ、
また、収入に応じた保険料が設定され、それを支払う義務があります。

 

 

しかし、その費用の差額は大きく、問題との声もあります。

 

 

医療を受けても、受けなくても、
最低限支払う年間の金額は、東京23区内の場合、
無料から何と最高約73万円までと大きな差があります。

 

 

もっと注目すべき点は、医療は技術職でありながら、
医療従事者の経験、治療のレベルに対しては配慮がされていません。

 

 

すなわち…

 

 経験1年未満の新卒の医師でも、数十年のベテランでも、評価、報酬は同額です。

 医療レベルが高くても、そうでなくても、同額。

 治療行為に時間を掛けて、ていねいに行っても、そうでなくても、同額。

 予後が良くても、そうでなくても、同額。

 その治療が初めてのビギナーでも、世界的にトップレベルのスペシャリストが行っても、同額です。

 

 

 

このため、
収入を上げるにはトレーニングもそこそこに臨床をスタートし、
医療のレベルより速さが優先されがちです。

 

 

また、同じ治療であれば、
それを行ったことは報酬につながりますが…


その内容に関しては問われず、
いくらていねいで高いレベルの治療であっても、まったく評価されません。

 

 

例えば、良心的な先生が患者さんのためを思い、
真面目にていねいに治療を行えば、
当然、時間も機材、材料もより多く使用することになります。

 

その結果は経済的にはどんどん低下して行き、
自分の首を絞めてしまう結果を招きます。

 

 

つまり、良心的に、真面目に、患者さんのことを思い、
ていねいに、
高度な素晴らしい治療をすればするだけ、
自分の首を絞めて行くといった悪循環負のスパイラルに陥って行くわけです。

 

 

これでは医療としても、技術者としても、
その本質からかけ離れていると言わざるを得ません。

 

 

また、保険制度では定められた治療行為を点数化してその点数に対して診療報酬が支払われます。

効果的であっても、認めれていない治療法や治療材料を使用して行っても、報酬は支払われません。

 

 

つまり、治療法、治療内容も決められたことにしか報酬がないので、
金額の大小に係らず、良い治療法やよい材料があっても、それ対しては支払われません。

 

 

これが、心ある先生の悩みやストレスになっていることが少なくないのです。

 

 

 この材料を使えば、もっと良い結果が得られるのに…

 この方法で治療すれば、もっと患者さんを幸せにしてあげられるのに…

 

 

こういった問題が、良心的な名医、良医にジレンマを与え、苦しめる現状があるのです。

 

 

 

 

 きちんと治療すればするだけ、

 しっかりと治療すればするだけ、

 自分を苦しめる…

 

 

 

 

皆さんも一度、この問題について考えてみて下さい!

 

 

 

 

良心的な先生の本当の気持ちが分かって戴けると思います。

 

 

 

また、別の面で…

現状の保険のシステムでは、

 


一度、歯科医院に掛かって治療して、
もし、気に入らなければ、
他の歯科医院に行くことにより
同じ保険治療を受ける事が可能です。

 

 

このため、例えば総入れ歯の患者さんなどでは、
いわゆるドクターショッピングと称されるように方々の歯科医院を転々と渡り歩いて
入れ歯を数個から数十個持っている患者さんなどが出てくる訳です。

 

 

これは単にシステムの問題だけではなく、
経験や技術を評価していないために医療全体のレベルが上がり難いことにも起因しています。

 

 

もちろん、この保険制度の良い面もありますが、まだまだ改善の余地があります。

 

やはり、

経験、技術、内容に応じた評価はあって欲しいものです。

 

 

 

 

「私が歯科医を辞めた理由」  〜その3〜  に続く…)

 

 

 

 

 

☆☆歯科医の起業社長、奮闘ブログ☆☆            「なぜ、私が歯科医を辞めて新しい事業を起こしたのか?」④

 

 

 

 

「私が歯科医を辞めた理由」

     〜その1〜 

 

 

 

 

今日はこの数回の本題についてお話しして行きたいと思います。

 

 

勤務先の関連病院の部門閉鎖に伴い、
私は進路の選択に立たされました。

 

 

 これから歯科医として、
 社会人として、また、1人の人間として、
 どんな道を歩むべきか?

 

 

関連病院に勤めて10年くらい経過した時に父が腫瘍を患いました。

良性の腫瘍との事でしたが、結果は思わしくなく、
5年に渡り闘病生活を続けました。

 

 

父の闘病生活の際は、検診センターに勤めつつ、
週末の3日間を歯科医院の経営する事になりました。

 

 

父の戦いは残念な結果に終わりに、天に召されました。

 

 

そして、患者さんの区切りや行き先が決まるまで、
父の死後も歯科医院を受け継ぐ形で開業医も10年ほどやっておりました。

 

このような理由もあり、

開業医の一般臨床の現状、問題点も分っておりました。

 

 

 そこで、大学に戻って教職の道を選ぶか、開業して再度、一般臨床を行うか?
 または、その他の道を選択するか?

 

 

約半年に渡って考え続けました。

 

 

また、その際に、

 

 

 私がなぜ、歯科医になったのか?
 これから開業医をすべきなのか? 
 開業医になって何が出来るのか?
 その結果、社会に何が提供できるのか?  など…

 

 

突き詰めると、

 

 

 私の生まれてきた意味、
 私の存在している理由、
 そして、生きている使命

 

 

などについて、とことん考える機会になりました。

そして、諸々のことを考え続けました。

 

 

私は、

 歯科大学、大学院、
 大学付属病院、関連病院、
 検診センター、開業医
 ドイツでの臨床と研究、

 

 

などの経験がありましたので、
それぞれを通して感じた事、医療の疑問点についても
一緒に考えてみました。

 


かなり深く掘り下げて考える時期が続きました。

 

 

通常の歯科医では経験できない程、
多岐に渡って医療、歯科臨床に触れる機会に恵まれたので、
現状の日本の歯科医療の問題点も考えてみました。

 

 

そうしているうちに、
自分でもやもやとした事がしだいに明確になってきました。

 

 

 

 なぜ、真面目にやっている先生ほど経済的に良くないのだろう…?

 なぜ、治療が限定的で、より良い治療が認められないのだろう…?

 なぜ、不安に思ったり、困っている患者さんが少なくないのだろう…?

 なぜ、優秀な学生たちが卒後、学ぶ場に困ったり、職がない現象が起こるのだろう…?

 なぜ、ドクターショッピングなんていう現象なんて起きているのだろう…?

 

 

 

私は過去、約25年に渡って40万人ほどの検診者、患者さんに携わってきたことから、
考えているうちに現在の歯科事情の問題点が浮き彫りになってきました。

 

 

そして得た答えとは…

 

(「私が歯科医を辞めた理由」  〜その2〜  に続く…)

 

 

☆☆歯科医の起業社長、奮闘ブログ☆☆            「なぜ、私が歯科医を辞めて新しい事業を起こしたのか?」③

 

 

「私の歯科医までの生い立ち」

 〜 医局員、大学院編  その2〜

 

 

 

 

 準備をしているとチャンスは必ずある。

 それも突然やって来る!

 

 

私の場合は、

ラッキーにも、先ず、素晴らしい先輩との出会いがありました。

 

 

特にOBの先生からは大変に良くして戴きました。

 

 

やはり同じ体験をして
私と同じ困難、私の現状を乗り越えてきた方たちなので、
共感して戴けたのしょうか。

 

 

 

 失敗を未然に防ぐ方法
 臨床、研究に対する考え方
 時間的な無駄を省く方法、などなど。

 

 

ショートカットの方法はいっぱいあるもんなんですね。

まさに目からウロコの状態でした。

 

 

また、医局内外から良き指導者に恵まれました。

何に付け地道に頑張っていると、
見ている人は見ているもんなんですね。

 

 

 教育者として使命、
 医師としてのあり方、
 臨床のヒント、
 患者さんへの理解と心配りの方法など、

 

 

とても重要で役に立つことばかりでした。

 

 

もし教えて戴くことがなければ習得まで時間も、
労力も大変に必要としたことでしょう。

もしかすると一生気付かなかったこともあるかも知れません。

 

 

このような素晴らしい先輩に恵まれ、
次第に必要な知識も集まり、技術も向上し、自信も生まれて来ました。

 

 

そして、何より大きな出来事は、

他の講座の教授からの勧めでドイツに留学することに…

 

 

他講座の教授から推薦を戴けたことはとても名誉なことです。

本当にありがたい気持で一杯になりました。

 

 

人生って本当に何が起こるか分りませんね。

 

留学の話はいずれの機会にお話し致します。

 

 

医局員、大学院ではなかなかできない経験もさせて戴きましたが、
全て上手くいく訳ではありません。

 

 

そして私に転機が訪れました。

 

 

良いことだけが続く訳もなく、
思いもよらないことが発生しました。

 

 

私の場合、
やっかみや白い巨塔のように人事闘争に巻き込まれました。

 

 

考えたあげく教員の道を続けることを辞め、
大学を去ることなりました。

 

 

良い機会であったので、半年くらい世界の歯科事情を見て回る計画を立てていましたが、
お世話になった他講座の教授からのお話しが舞い込み、
縁合って、関連病院に転勤することになりました。

 

そこでは臨床と共に検診も行い、
人間ドックを含む検診センターと医療機関が融合した形で機能しており、
医療の現状をつぶさに見ることになりました。

 

 

そこでは午前中は検診業務を行い、午後は臨床をするといったスタイルです。

午前中は40〜50人を拝見し、午後は10〜20人の治療にあたるといった具合です。

 

 

ここでは約20年に渡り歯科部長をさせて戴きました。

来院数から換算して約40万人の検診、臨床を経験できました。

 

 

また、企業の中での勤務ですから企業の仕組み、経理、多方面企業とのお付き合い、
他のメディカル・ドクターとの連携、産業医の現状などを知る良い機会になりました。

 

 

しかし、時代と共に変化はあるもので、
ここでも昨今の景気の沈み、歯科医過剰のしわ寄せがやってきました。

 

 

企業の検診の外注の減少による、
人間ドック、検診者の低下、来院者数の低下により、経営状況は厳しくなり、
同様に、歯科部門も年々低下して来ました。

 

 

これに伴い、採算性の低い部門の縮小や閉鎖を実施することになり、
歯科部門も治療行為としての臨床部門を取りやめることになりました。

 

 

この件で、私も居場所がなくなりました。

 その結果は…

 


「私が歯科医を辞めた理由」  〜その1〜  に続く…)

 

 

 

 

☆☆歯科医の起業社長、奮闘ブログ☆☆            「なぜ、私が歯科医を辞めて新しい事業を起こしたのか?」②

 

 

 

「私の歯科医までの生い立ち」

〜 医局員、大学院編  その1〜

 

 

ともあれ、何とか大学を卒業しました。

 

 

卒業時、私は臨床のエキスパートと共に
科学的な見識を持つ研究者にも憧れていたので
大学院を希望していました。

 

 

私が希望した大学の医局は当然、父と同じ補綴学教室。

しかし、そこは人気も高く、厳しいことで有名でした。

 

 

当時の主任教授は「日大にその人あり」と全国に知られた高名な方で、
臨床技術がスーパーな上に学生時代の成績も抜群。
入学から卒業まで特待生、常に1番の経歴の持ち主。

 

 

そして大学院生の選考基準は学力的な成績で決めるとの意向があり、
私には低くないハードルでした。

 

 

そして、主任教授に入局と大学院の希望を打診すると人は皆、
聞かれます。

 

『あなた、シングル?』

 

 

 

つまりは、「成績は一桁、10番以内だよね。」
と言う意味です。

 

私もそれを知っていましたので、
最終学年である6年生の時は結構、頑張りましたが、
残念ながらシングルにはなれませんでした。

 

 

また、大学院の定員は1名、
ライバルの1人は学年2〜3番のトップの1人。

 

 

 こりゃまた分が悪い!

 

 

努力、根性、気合いとアピールで何とか乗り切ろうと試みましたが、
結果は全く戦いにはならず私は落選しました。

 

 

著名な臨床家への伝も有りましたので、
大学に残るのを辞めて外に出て一気に修練を積むか、
一年待って大学院の再選考を待つかとても考えました。

 

 

決め手になったのは父とお世話になっている先輩のアドヴァイスでした。

 

 

 「エキスパートから学べる環境で少なくても5年以上はトレーニングが必要。」

 「我流に10年やっても、仕事に慣れるだけで、真の成長は望めない!」

 

 

2人が全く同じことを言ったんですね。

それも尊敬している2人ともが…

 

やはりこれにはインパクトが有りました。

 

 

今なら分りますが、

 

 『何を学ぶか?』 よりも

 『誰から学ぶか?』

 

 

実はこちらの方がはるかに重要です。

 

 

例えば、小中学生の時に好きな先生や教え方の上手な先生の教科が好きになったり、
成績が上がったりするのと同じ現象です。

 

 

そんなこんなで当時、最高の環境であった補綴学教室の大学院進学を決意し、
一年後に入学しました。

 

 

 

さて、現実の医局員の生活ですが、
仕事は実際の治療の他に、


朝のお茶汲みから、学生の講義&実習の用意、手伝い、
医局の雑用、研修、カンファレンス、ミーティング、
それに患者さんへの製作物を作る技工操作も加わります。

 

ハッキリ言って、楽ではありません。

あまりに忙しくて、図書館や病院外へ逃避する者さえいました。

 

 

また、在籍して、言われたことをやっているだけでは進歩は限られていますので、
自身のための勉強時間、トレーニング時間も取らなくてはなりません。

 

 

そんなこんなで私は勤務時間が通常7時〜23時半、平均労働時間15、6時間です。

家に帰ったらひたすら寝るだけでした。

 

 

いやぁ〜、今から思えばよく働いたと思いますが、
地道に言われた事をただただ実行するだけでした。

出来が良い分けでも、要領が良いわけでもなく、
その頃も相変わらずの「のろま」でした。

 

 

でも、『私も必ずエキスパートになる!』との志だけは高く、負けず嫌い。

努力だけは人一倍しましたが、相変わらずの出来でした。

 

 

本当につらい日々が続き、何度、挫折しそうになったことか…

数えればきりがありません!

 

 

 『お前、本当ににダメだな〜』

 『本当に使えない!』

 

 

こんなダメだしを先輩医局員からは日に何度も食らい、
寝不足と過労で心が折れそうになり図書館に逃避したことも
実は何度かあります。

 

 

 『とにかく忙しい、時間がない。』

 『自分の時間、インプットの時間が取れない』

 

 

焦りは募るばかりです。

 

 

 あなたにもありませんか?

 

 

新人の時に何をやっても上手く行かず、
ダメだしの嵐。

 

 

成長したいのに、
何をやって良いのか分からず、
将来に不安を感じ、空回りする毎日…

 

 

でも、私にはこれしか無く、やるしか無い。
とにかく前向きに、学ぶ気持ちで毎日をこなしました。



そして、私はとても負けず嫌いだったので、
とにかく出来ることをコツコツやり続けました。

 

 

でも準備をしているとチャンスはあるもんですね。

それも突然やって来ました。

 

 

その詳細は…

 

医局員、大学院編 ② に続く…)

 

 

 

 

 

☆☆歯科医の起業社長、奮闘ブログ☆☆            「なぜ、私が歯科医を辞めて新しい事業を起こしたのか?」①

 

 

 

今日は、

 

なぜ、私が歯科医を辞めて新しい事業を起こしたのか?

 

と良く聞かれるのでその話をさせて戴きます。

 

 

 そうですよね。

 

 

最近は歯科医の数も増えて来たとは言え、
国家資格を取得して、更にPh.D.(博士号)まで取得して、
歯科医として臨床をストップすると言うのは、尋常ではないかも知れません。

 

 

これをお話しするにあたっては…

 

  先ずは「私の歯科医までの生い立ち」をお話ししたいと思います。

 

 

 

 

 

 

「私の歯科医までの生い立ち」

    〜学生編〜

 

 

私は歯科医の家庭に生まれました。

 

 

父は歯科補綴(入れ歯やセラミックなどの歯)の専門医で、
技工士学校学校(入れ歯や被せ物を作る人の専門学校)の講師でもあり、
約40年に渡り教鞭を取っていました。

 

 

当然、その道のエキスパートでありました。

日常では自分のオフィスで患者さんの診療にあたり、
通常は1日5人位しか患者さんを診察するスタイル。

 

 

診療から一般的に技工士さんが行う仕事である技工作業まで、
スペシャリストとして仕事の精度をあげるべく
事務を除くすべての仕事を自ら行っていました。

 

 

当時の歯科医は1日30〜50人の患者さんをこなしていましたから、
それと比較してかなり濃密な仕事をやっていました。

 

 

私はそんな、父の背中を見て育ってきました。

そんな環境で育ってきましたから、父に対する憧れも強く、
ものを作ることにとても興味を持っていましたから、幼いころから自分は器用だと思っていました。

 

 

そんな私も当時、約10倍の難関を突破して無事に日本大学歯学部に入学。

しかし、大学に入ると現実が待っていました。

 

 

私よりもっと出来が良く、
また、もっと器用で上手な同級生が多数存在。

 

 

学力のみならず、技術面でも自分はいつも真ん中から下。
時には下から数えた方が早い時もあったほどでした。

 

 

今までの自信はいとも簡単に砕かれ、
現実はとてものろまで、できが悪く、みじめな思いの連続でした。

 

 

特に歯科医に直結する実習の際は、

「あなたが友松先生のご子息ですね」といろいろな先生から声を掛けられ、
成績や製作物を見られてとても恥ずかしく、また、プレッシャーであったことを今でも忘れられません。

 

 

 いやでしたね〜

 

エキスパートの父の存在と自分ができない事の恥ずかしさ、
そして技術的なレベルの現実を認める事は…

 

 

そんな私も何とか大学を卒業し、父と同じ医局に在籍しました。

ここから地獄と天国の人生が始まりました…

 

 

 

(次回、医局員、大学院編 ① に続く)