歯から始まる健康と幸せの秘訣を伝授!
40万人を診察してきた歯学博士の “Happy Dental Blog”
Happy Dental Life マイスター
健康と幸せを伝授する
デンタルコーチ・コンサルタントの友松政由紀です。
歯ブラシがなかった時代、歯のケアはどうしていたのでしょう?
歯ブラシは15世紀、
中国の皇帝が豚毛を骨の柄に植えつけたものを使用したものが最初といわれています。
しかし、歯磨きの歴史は古く、紀元前3000年位から行われていたようです。
では歯ブラシが登場する前は何をつかっていたのかというと…
実はつまようじが使われていたんですね。
えっ、つまようじで歯磨き?
記録ではそうなっていますが、
ムシ歯の原因が歯垢の中の細菌と考えられるようになったのは18世紀後半です。
ですから、古くは歯磨きをするというより、
おそらく歯の間に詰まった食物を取り去るのが目的であったと考えられます。
また、このつまようじですが、今は木製が一般的ですが、
古くは、木製に加え、銅製、鉄製などがありました。
そして、現在では食べ物のカスを取る、歯の間を歯磨きするという観点から
つまようじではなく、歯間ブラシの使用が勧められています。
つまようじでは歯茎を傷つけるリスクがある割には
ムシ歯の原因である歯垢をとるための効果的な歯磨きはできません。
現在、ムシ歯予防のための歯磨きでは、
歯ブラシのみか、歯ブラシ+歯間ブラシが推奨されています。
つまようじは詰まったものを取るには良いかも知れませんが、
ムシ歯予防には適していないことをお忘れなく!!
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歯にまつわり問題から解放されて、
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今日も素晴らしい素晴らしい日を!!
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