こんにちは!
デンタルコーチ・コンサルタントの友松政由紀です。
先日、BAGZY代表の久保華図八さんと大久保寛司さんの講演会に参加しました。
テーマは、「人が輝くリーダーの条件」
組織の人材を輝かせ、魅力ある、素晴らしい職場を作って行くのか?
そのために、リーダーは何をすべきか?
についての講演会です。
今回は、第2部の大久保さんの講演について。
大久保さんについては、ご存知の方も多いと思いますが、
元IBMにお勤めで、CS、人材育成、経営のプロフェッショナル。
現在は「人と経営研究所」の代表をされる傍ら、各地で講演活動をされています。
今日も大久保さんの上げたリーダーのポイントに、私の感想も交えてシェアしたいと思います。
先ず、いきなり本質から。
1.上手く行っている企業、組織の条件とは?
これには2つの要因があります。
1. 人が辞めない
2. 目が輝いている
この2つにその組織の現状が現れています。
当然ですが、組織は人が構成しています。
人が辞めて行くことは、体制、体質が整っていないことを意味し、
目に活気がないということは、そこに魅力がないことを意味します。
この舵取りこそリーダーの役目となって来る訳です。
では、
2.相手の輝きを引き出すことが出来るか?
人は言った通り動きません。
特に、特に部下は動きませね。
なぜなら、人は指図されて動きたいとは思わないからです。
そこで大切なことは、言うことを聞かない部下を従わせるのではなく、
リーダーとして、あなたの言った通り動いてもらうようにすることこそ仕事
となる訳です。
人間の根底にあるもの、それは…
『人を変えることは出来ないが、人が変わることは出来る』
そして、これを達成するために必要なことは、
相手を聞き入れる、認めることですね。
ところで、従業員や部下の希望を知っていますか?
実はこれ、人間の本質なんです。
3.従業員からの希望
1. 任せて欲しい
2. 勉強したい(成長したい)
3. 経営に参画したい
4. 安心して働きたい
5. 自分のことを分って欲しい
分かってもらえましたか?
相手を聞き入れて、認めて欲しいと言うことなんです。
では、リーダーの資質をまとめましょう!
4.リーダーの資質とは?
・あるべき姿を語るのでばなく、あるべき姿を作り出すことがリーダー
→指図するのではなく、相手ができる環境を作って上げることです。
・言葉に力、メッセージ力が必要
→あなたの言葉が本当に相手に届いてますか?理解されていますか?
・頭だけでなく、腹まで落しこんで伝える
→考えただけではなく、自分が行動できるようにまでしていますか?
・いい結果が出る心と条件を作る
→相手が結果が出せる条件を整えて上げることが重要です。
・一人一人を人生の勝利者にすること
→成績の良い人だけを引き上げてあげるのではなく、一人一人の特性を考えて、
それぞれの強み、特徴にあった方法で、部下全員を勝たせる愛情と公平性が必要です。
結果、これが社員の最大のモチベーションになります。
ところで、
正しいことが伝わらないことはありませんか?
他人は、正しい、正しくないの前に
人は相手が信頼できるか、尊敬できるかを判断しています。
つまり、
「何を言うか」より、「誰が言うか」が優先されることになります。
5.リーダーとしてのポイントは?
何かを変えたい時、
問題を解決したい時に
あなたはどこにその焦点を当てるのでしょうか?
相手の欠点ばかりでなく、自分のやり方に目を向けて入るでしょうか?
人は言葉では変わりません。
自分がどう変われるかがポイントになります。
そしてその変化をどう見せられるかが重要です。
社員一人一人を大事に思い、
あなたの思った通り、自ら動いてもらうようになってもらう。
そして、社員一人一人が輝くようになってもらうことこそ、
リーダーの役目です!
人間の本質を見事に捉えて核心に迫る素晴らしい講演でした!