おめでとうございます。

 

 

デンタルコーチ・コンサルタントとの友松です。

 

 

 

今年も早くも2日になりました。

いかがお過ごしですか?

おせち料理は食べ過ぎていませんか?

 

因に私は、正月ワン・ツーでおせちを頰張り、

チョッち食べ過ぎ状態です。

 

 

 

さて、これからが本題です。

このグログをお読みの方で、

私、友松を知らない方もいらっしゃると思いますので、

 

 

 

 友松とは何ものか?

 

 

 

そうです。

私の生い立ちをお話ししたいと思います。

 

 

 

私は歯科医の家庭に生まれました。

 

 

父は歯科補綴の専門医。

技工士学校の講師でもあり、
半生は学生を教えていました。

 

 

当然、その道のエキスパートであり、
通常は1日5人位しか患者さんを診察するスタイル。

補綴は自費のみを行い、
技工も金属床とポーセレンの焼成以外は全て自分で作製していました。

 

 

今から考えると凄いことです。

 

 

私も、卒後10年間はすべての技工を自分で行っていましたが、
自分の技工物を患者さんに装着した経験のある方はその大変さが分かると思います。

 

 

 

父は義歯の発音の研究をしていて、
それで学位を取った位ですから、
技工は嫌いではなかったとかも知れません。


しかし、
それにしても日常に診療と技工の毎日となると
楽ではなかったことでしょう。

帰宅するとあまりしゃべりたがらなかったことですし…

まあ、サイエンス&アート(研究と臨床)を地で行ったいた人でした。

 

 

当時の歯科医は1日30〜50人の患者さんをこなしていましたから、
まあ、濃密な仕事をやっていました。

 

 

私はそんな、父の背中を見て育ってきましたので、
父に対する憧れも強く、
また、ものを作ることにとても興味を持っていましたから、
幼いころから自分は器用だと思っていました。

 

 

そんな私も当時、約10倍の難関を突破して日本大学歯学部に入学。

しかし、大学に入ると現実が待っていました。

 

 

私よりもっと出来が良く、
また、もっと器用で上手な同級生が多数存在。

学力のみならず、自信を持っていた技術面でもいつも真ん中から下。

 

 

今までの自信はいとも簡単に砕かれ、
現実はとてものろまで、できが悪かったことを思い知らされましたね。

 

 

 

 みじめでしたね〜。

 

 

 

特に実習の際は、

「あなたが友松先生のご子息ですね」といろいろな先生から声を掛けられます。

 


成績や製作物を見られてとても恥ずかしこと…

同時にプレッシャーであったことを今でも忘れられません。

 

 

 

 いやでしたね〜

 

 

エキスパートの父の存在と自分ができない事の恥ずかしさ、
そして技術的なレベルの現実を認める事は…

 

 

そんな私も何とか大学を卒業し、
父と同じ補綴第3講座(現、クラウンブッリジ学講座)に在籍しました。

しかし、ここから地獄と天国の人生が始まりました…

 

 

 

当時の主任教授は五十嵐孝義先生。

「日大に五十嵐あり」と全国に知られた高名な方で、
臨床技術がスーパーな上に学生時代から成績も抜群。

入学から卒業まで特待生、常に1番の経歴の持ち主。

 

 

当然、教室員への要求も厳しい。

のろまで、出来の悪い私にとっては

めちゃめちゃきつかったです。

 

 

現実には臨床の他に、

朝のお茶汲みから、学生の講義&実習の用意・手伝い、
医局の雑用、研修、カンファレンス、ミーティング、
もちろん学術研究も、
それに患者さんへの製作物を作る技工操作も加わります。

 

 

労働時間的にはセブンイレブンの状態です 。

 

 

 

でも、『私も必ずエキスパートになる!』との志だけは高く、負けず嫌い。

努力だけは人一倍しましたが、相変わらずの出来でした。

 

 

 

 あなたにもありませんか?

 

 

 

新人の時に何をやっても上手く行かず、
ダメだしの嵐。

 

 

 

成長したいのに、
何をどうやって良いのか分からず、
将来に不安を感じ、空回りする毎日…

 

 

 

でも、私にはこれしか無く、やるしか無い。
とにかく前向きに、学ぶ気持ちで毎日をこなしました。

 



そして、私はとても負けず嫌いだったので、
とにかく出来ることをコツコツやり続けました。

 

 

 

でも準備をしているとチャンスはあるもんですね。

それも突然やって来ました。

 

 

 

 準備をしているとチャンスは必ずある。

 それも突然やって来る!

 

 

 

私の場合は、

ラッキーにも、先ず、素晴らしい先輩との出会いがありました。

 特にOBの先生からは大変に良くして戴きました。

ショートカットの方法はいっぱい見せて戴きました。

まさに目からウロコの状態でした。

 

 

 

 失敗を未然に防ぐ方法
 臨床、研究に対する考え方
 時間的な無駄を省く方法、などなど。

 

 

 

しかし、見るとヤルでは大違いです。

 見ていると簡単に思えたことが、
やってみるとできない…

 

 

 

喜び勇んでいた自分が、
また、一気に落とされました。

やれると思ったできない。

せっかく教えて戴いたのに活用できない。

財宝を手に入れたのに、それが偽であったように思えてきたほどでした。

 

 

 

何とかしなくては…

もがき、苦しんでいた果てに見つけた最後の解決策は、

 

 

モデリングでした。

 

 

 

この方法を正しく学んでから、
私の人生は大きく変わり始めました。

 

 

 

例えば、クオリティを落とすことなく…

 

•  支台歯形成の所用時間、60分だったのが10分位に

• 大臼歯の根管治療時間、60分×3だったのが15分×2に

• 歯内療法の成功率が気づいてみると99%に

• 総義歯の辺縁形態が口腔内を見ただけでイメージできるようになる

• 多数歯欠損で与える咬合が明確になり、迷いが無くなる

• 患者さんからイエスを簡単に引き出せるようになる

 

 など、上げればきりがありません。

 

 

 

 こんな方法があったのか…

 

 

本当に驚愕でした。

 

 

そして、
これから、人生が一変しました。

 

 

 

このモデリングについては重要なので
機会を改めてお話ししたいと思います。

 

 

 

最後に、今年最初にあなたに贈る言葉を…

 

 

 

こんな私でも人生を変えてきました。

あなたにも間違いなく素晴らしい未来が存在します。

それを見つけて現実にして行きましょう!

 

 

 

 

 

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