No.6  苦手なこと ①

 

 

 

 

 

 

おはようございます。

デンタルコーチ・コンサルタントの友松政由紀です。

 

 

 

時々聞かれるのですが…

 

 

 

「先生の苦手だったことは何ですか?」

 

 

 

苦手だったこと… ?

 

 

いっぱいあって分からなかったりします!

笑えませんが本当です。

 

 

歯科治療も技工も嫌いではないのですが、
なにぶん要領の良い方ではなかったので…

 

 

でも取り立てて言うのならば、
やはり支台歯形成とエンド(根管治療)でしょうか?

 

 

特にエンドは大変でした。

 

 

麻抜でも感染根管でも、
最初は単根でも1時間を2回くらいかかってました。

大臼歯は1時間が3回くらいでもう大変。

 

 

 もう、嫌でしたね〜

 

 

何が嫌だったかって言うと、
とにかく時間がかかってしまうこと。

 

 

治療自体はていねいにやっていたので、
結果はまあまあでしたが、
いかんせん遅い!

 

 

指導医に全くあきれられていました。

でもしょうがないんですよね。

教えてもらったステップ通りにきちんとやると
どうしてもその時間が掛かってしまう。

 

 

当時から私には変な持論があって、

「エンドだけは絶対に成功させたい!」

って思いがなぜか強かったんですね。

 

 

考えてみると、
患者さんの協力がなくて

歯科医の技術だけで勝負が決まるのはエンドくらい

だからかも知れません。

 

 

ペリオなんて患者さんの協力がなかったら目も当てられないでしょ?

 

 

そんな訳で、エンドではいろいろと試しました。

 

 

ちょうどその当時、
バーティカル・コンデンセーションによるエンドが広まってきていました。

 

 

特にオピアンキャリアー法が脚光を浴びていて、
大津先生を初め、平井 順先生、小嶋 寿先生などの方法をとても興味をもって見ていました。

 

 

調べていくうちに、
「もうコレしかない!」
という結論になりました。

 

 

私の師匠の行田克則先生も既にオピアンキャリアーの変法を行っていて
それを拝見したときは衝撃的!

 

 

大臼歯でも所要時間が10分以内、早ければ5分位で
通常2回で根充まで終了です。

しかも、根長測定、根管形成、消毒・洗浄、根充までパーフェクト。

 

 

鮮烈でした。

 

 

そして、見ているほぼ全てのケースが治癒して行く。
レントゲン上で10mmくらいのものまでは難なく治癒して行く。

 

 

 

本当に衝撃的でした。




    苦手なこと ②に続く